ビル・クロウはベーシストとして東海岸のそうそうたるプレイヤーたちとセッションを重ねていましたが、リーダー作品としては初めて1996年にこのアルバムを発表しました。
ジャケット写真がかっこいいとか、音質が素晴らしい(ヴァン・ゲルダーによる録音です!)とかもあるけれどなんといっても演奏の質が素晴らしいです。
ベース、テナーサックス、ギター、ドラムの4人編成ですが、密度が高くてもっと多くのメンバーが参加しているかのように思えます。
"Just Friends", "Night Lights", "Broadway" などのしぶい選曲ですが、中でも特に "Autumn Leaves" はお薦めです。私個人としてはマイルスの演奏に匹敵するかなと...
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(LP/CD)