CHARLIE BYRD / for Louis

 

 今回はアコースティック・ギターのチャーリー・バードの作品を採り上げます。 スタン・ゲッツとのコラボレーション・アルバム "Jazz Samba" (1962年作)でボサノバをアメリカの音楽の主流に押し上げてその結果彼の名は一躍知られるようになりました。

 

数ある彼の作品の中でも本作は2000年リリースで晩年のものであり、タイトルにある Louis とはルイ・アームストロングのことで一種の追悼盤になっていると言えます。 ピアノトリオにトランペット、サックスが加わり、曲によっては(例えば "Hello Dolly")ディキシーの香りがしますが編成はアコースティックギターとピアノトリオにトランペット、サックスが加わり多彩で楽しいアルバムになっています。

 

"Autumn In New York", "Rosetta", "What A wonderful World" など選曲も軽快なものからしっとりしたものまで変化に富んでいます。 

 

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(CD)