THE KEN PEPLOWSKI QUINTET / SONNY SIDE

現在最も美しい音色のクラリネット奏者と評されるケン・ペプロフスキーの作品です。

そのファミリー・ネームから東欧出身?と思われるかもしれませんが、アメリカ人でこれまでコンコルドやビーナスといったレーベルからたくさんのリーダー・アルバムを出してきました。現ベニー・グッドマン・オーケストラのリーダーでもあります。彼の作品をお持ちの方も多いかと思います。

当店にもCDで何枚もの彼のアルバムを備えていますが、今回は敢えて1989年録音のレコードによる本作を推薦します。

温かいクラリネットの音だけでなく曲によってはアルト・サックスやテナー・サックスも演奏し、作品全体に彩りと穏やかな変化与え、Howard Alden のギターも加わって昼夜を問わず楽しめる素晴らしい作品に仕上がっています。最近何をかけるか迷った時にこのアルバムを流していることが多く、おそらく万人受けする数少ないものかと思います。

                                                                                                                        (LP)